クラウドサービスとは

最近よく聞く「クラウド」って何？と思う方は多いかもしれませんが、
これは「クラウドコンピューティング」の略で、簡単に言うと「Ｗｅｂ上のデータボックス」です。

クラウドサービスでデータを管理

今までは、文書や写真などのデータは自分のパソコン上で保存しておかなければいけませんでしたが、
クラウドを利用するとインターネット上で自分のデータを管理することができるのです。

例えば溜まったWordやExcelのデータ、メモリを圧迫している写真や動画データなど、
保存に困るものは誰にでもあると思います。
それをパソコンの中に保存しておくと、容量が大きすぎてパソコンの動きが悪くなってしまうこともありますし、何よりパソコンが壊れたときに困りますよね。

もちろんバックアップを取っておくという方法もありますが、
溜まったデータのバックアップを取るタイミングって意外と難しいし、面倒だったりします。
しばらく放置してしまって、気付いた時には膨大な容量になっている、ということがよくあるのです。

そんな時にクラウドを利用していれば、いちいちデータのバックアップを取るアイテムを用意することもなく、すぐにWeb上に保存することができます。
もし自分のパソコンが壊れてしまっても、データはWeb上に残っていますので、安心ですね。

また、クラウドはインターネット上で見ることができるので、
例えば会社で作成したデータを自宅で見たいと思ったり、
自宅で作成したデータを友人宅で見たいと思ったりした場合に役立ちます。
クラウドのサービスにログインするだけで、どこのパソコンからでもすぐに閲覧することができるのです。

データを持ち歩く必要もなく、突然家のデータが必要になった！という時でも、
パソコンさえあればそのデータを取り出すことができるので、
色々なところでパソコンを使うという人にとっては、非常に便利なツールです。
フォルダ別に管理したり、ファイルを検索することもできますので、
目的のデータがどこにあるのか分からない、という問題も解消されると思います。

中には、特定のデータを扱うことに特化したクラウドサービスもあります。
扱うデータの内容を絞ることで、検索性と共有性が格段に向上するのです。

安心して使えるサービス

クラウドを使ったことのない方は、自分のデータがWeb上に公開されてしまうのではないか…？という不安があるかもしれません。
しかし、IDとパスワードを使ってきちんと管理されており、
自分以外の人がデータを見ることはできない仕組みになっていますので、安心してサービスを使うことができます。
それでも不安であれば、個人情報などが載っていないものだけを保存する、という方法もありますしね。
とにかく、Web上のサービスでこれほど便利なものはありません。
まるで、自分のパソコンを常に持ち歩いている感覚です。
今まで重いノートパソコンを持ち歩いていたのは何だったんだろう、と思ってしまいます。
便利サービス大図鑑では、これらの便利なツールを紹介しています。
今までクラウドについて知らなかった方も、現在クラウドを使っている方も、一度このページで比較検討してみてはいかがでしょうか。